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ハースストーン/Hearthstoneにおける、強いデッキと使い方をまとめています。

【デッキガイド】マリゴスドルイドの特徴 マリガンとマッチアップ

スタンダードに対応した【マリゴスドルイド】のデッキリストを掲載しています。マリゴスドルイドがどういったデッキなのか特徴を簡潔に記載し、相性として得意なデッキと苦手のデッキを公開。細かいプランに対応したマリガンガイドを掲載しています。その他、大会とランク戦で上位の結果を出したデッキレシピも全て確認することができます。

著:Rarara選手
【Rarara選手のTwitter】



目次

デッキリスト

※スタンダード使用不可のカードはグレー表示になります。

マリゴスドルイド

デッキの特徴

マリゴスの高火力のバーストを軸に戦う。
《世界樹の小枝》によりマナを獲得すれば《プルンプルン・フループ》《なぎ払い》などの使用で大量ダメージによりワンターンキルが可能である。

中盤に展開する《魔力の暴帝》《含み笑う発明家》《拡がりゆく虫害》も非常に強力で、それらに《枝分かれの道》を使用したバーストダメージの勝利を目指す場合もある。

基本的にはマナ加速をしつつ中盤に展開していくのが理想だがリソースゲームになった際、《究極の侵蝕》によるリソース回復も非常に強力で、それを見て《滋養》をマナ加速に使う選択も強力になる。

勝利プラン・コンボ

どの勝ちパターンを取る場合もアレクストラーザが非常に重要になる。
《アレクストラーザ》は相手のライフを15にするだけでなく、8/8としてのミニオンとしても強力。もし《アレクストラーザ》からダメージをくらうことがあれば自分のライフ7はしか残らない状態になってしまうため、引いている場合はアグロに対しても出来るだけ相手の顔に使う事が重要。

基本的なマリゴスドルイドでの勝利パターンは以下のようになる。

①マリゴスにより勝利
デッキの名前の通り勝利に大きく貢献するカードである。
このデッキを使う際に覚えておくべき基本コンボを以下にまとめる。

1ターンで可能なコンボ
《世界樹の小枝》を事前に準備することで可能になるコンボ。

《マリゴス》+《世界樹の小枝》+《なぎ払い》x2+《月の炎》x2
1+9x2+6x2=31点
世界樹の小枝の1点を合わせずに30点のダメージを出すことが出来る。

《マリゴス》+《世界樹の小枝》+《プルンプルン・フループ》+《なぎ払い》+《月の炎》x2
1+14+11x2=37点
マリゴスを2体に増やして+10された呪文ダメージでバーストを狙うプラン。

2ターン使用するコンボ

事前に《マリゴス》を召喚しておき、次のターンに《プルンプルン・フループ》により4マナで《マリゴス》のコピーを召喚することで《なぎ払い》との併用を可能にするパターン。

《プルンプルン・フループ》+《なぎ払い》+《月の炎》x2
9+6x2=21点
《アレクストラーザ》を事前に使用しておくことで《なぎ払い》《月の炎》1枚ずつで15点出すだけで勝つことも可能。
その場合《月の炎》を2枚持っていたら、1枚めは前のターンのマリゴス召喚時にミニオン除去のために切ってしまってもいい。

《含み笑う発明家》《拡がりゆく虫害》《魔力の暴帝》《リッチキング》《究極の侵蝕》などによるミッドレンジプラン

実はマリゴスでの勝利よりこちらのほうが実用的で重要である。
ドルイドには《枝分かれの道》という強力なバフや《ジャスパーの小呪文石》《なぎ払い》など序盤の除去に富んだデッキだ。それに加えマナ加速を持ち相手が低いマナの状態でもこちらは高マナのカードで圧倒出来る。
《滋養》マナ加速や《拡がりゆく虫害》と絡めた《魔力の暴帝》が非常に強力で中盤に展開を大きく支え、このカード1枚で展開が大きく変わってくる。

VSアグロなどは後半になればなるほどアグロデッキ側の分が悪くなるため早期決着を目指すのがセオリーとなり横展開を繰り出すわけだが、《拡がりゆく虫害》を使用されると一気に窮屈な展開を強いられることになる。
そこに《アレクストラーザ》《リッチキング》を出したり《究極の侵蝕》による圧倒的リソース差による勝利も多い。

注意点

大型ミニオンの置き方

除去をしつつ中盤の有利な盤面で置くのが理想とされる。
《リッチキング》《アレクストラーザ》は置くだけで挑発であったりライフプレッシャーをかけることが可能なため、比較的雑に切っても構わない。

《マリゴス》はヘルス12と非常に高いヘルスを誇り処理するのが難しい。このカードを出す場合は相手の処理の最大値を考え、《ヴァイルスパイン・スレイヤー》などのカードの枚数も予め把握しておくことが必要だ。

《マリゴス》を出すときに同時に《ジャスパーの小呪文石》《月の炎》を使用し、盤面を処理しつつ《マリゴス》を生存させる方向でプランを組み、その後《マリゴス》が生き残ったら《なぎ払い》で試合終了になることもある。

《自然への回帰》

最近では手札を抱えるマッチも増えてきているためその場の除去したほうがいいとかだけで切らないようにしよう。
《究極の侵蝕》の返しなどにプレイする場合コンボパーツを燃やせる場合も多い。

《枝分かれの道》

全ての効果が強力で選択に非常に戸惑う事だろう。
凌ぐ場合も装甲より攻撃力アップが有効な場面も多く、マリゴスまでの圏内に削り落とすために、《含み笑う発明家》《拡がりゆく虫害》使用後にそのまま枝分かれの道を攻撃力で使用する場合もある。

使い方の大幅な指標は

・ドロー
序盤の手札が少ないときや滋養をマナ加速に使う場合に使用する場合がある。

・攻撃力アップ
聖なる盾や1/5のスカラベトークンなどにかけると非常に強力。

・装甲
《ジャスパーの小呪文石》のグレードアップや、中盤《究極の侵蝕》まえの手札を減らす意味での使用も多い。

《月の炎》の切り方

《マリゴス》の強力な打点ではあるが0マナで効果的に使える除去でもあるため、アグロに対しては《なぎ払い》の足りない打点や、細かい除去に使用しても構わない。

《プルンプルン・フループ》の切り方

対面のアーキタイプなどによって複雑に変化するが、主な用途を以下に纏める。
《ドリームペタル栽培師》によるコスト削減は変身すると元に戻ることは注意しておこう。

《マリゴス》
バーストダメージを出すために使用する。前述のとおり《世界樹の小枝》と使用する場合や、事前にマリゴスを出しておくことで以降のターンに4マナの《マリゴス》として使用可能。

《アレクストラーザ》
回復があるヒーローに対し意表をつける一手。
1枚めを回復に使用し、2枚目を相手のフェイスに撃つなどすることもある。
4マナになった状態は《拡がりゆく虫害》などと一緒に使用できるのも非常に重要。

《含み笑う発明家》《魔力の暴帝》《精神支配技士》
VSアグロではかなりこの手の用途に使用する。出来るだけ序盤を凌ぐために惜しまず出していこう。
《含み笑う発明家》のコピーとしての使用の場合本体の3/4に加え効果も強力なので2枚目の《含み笑う発明家》よりも強力。

基本的なマリガン

参考リストに採用されているカード以外にも、採用される可能性があるカードを含めてマリガンを記載しています

マストキープ

《野生の繁茂》《滋養》《世界樹の小枝》

手札がいい場合

《魔蝕の病霜マルフュリオン》

VSアグロ

《ジャスパーの小呪文石》《なぎ払い》《拡がりゆく虫害》

VSコントロール

《魔蝕の病霜マルフュリオン》《アレクストラーザ》《究極の侵蝕》

※各デッキ毎、その時の手札の組み合わせにより複雑に変化します。

デッキ毎のマッチアップ

マリゴスドルイドが得意なデッキ

パラディン系デッキ

横並びの展開に対し《拡がりゆく虫害》《なぎ払い》で対応可能で、こちらの展開の妨げになる動きが少ないため有利に立ち回ることが出来る。

奇数ローグ

《ヘンチ・クランのゴロツキ》《菌術師》を警戒すれば有利に立ち回れる。

プリースト系デッキ

ヒーローパワーや呪文などで体力を回復できるが、30点は越えないのでマリゴスによるバーストで勝利できる。

シャーマン系デッキ

ヒーローの特性上横並びの展開になるので《拡がりゆく虫害》が有効に作用する。

マリゴスドルイドが苦手なデッキ

断末魔ハンター

縦に強い展開を序盤から仕掛けてくるため、虫害による対処が出来ずマリゴスまで繋いだり相手のフェイスを削るのが難しい。

コントロール系ウォリアー

装甲と大型ミニオンを簡単に処理されてしまうカードを搭載しているため、除去を使い切らせてから大型ミニオンを通したり常に装甲を削っていく立ち回りが求められる。
場合によってはデッキ切れまで戦うことも考え、ドローカードを過度に切らないようにすることも重要である。

挑発ドルイド

巨大な挑発ミニオンが突破できず、《枝分かれの道》によって装甲を積まれたらマリゴスの打点による勝利が難しい。

ランク戦上位のデッキ

デッキ名 時期
S76 レジェンド56位 Skitlz マリゴスドルイド 2020-07-13
S76 レジェンド25位 PocketTrain マリゴスドルイド 2020-07-07
S74 レジェンド37位 BoarControl マリゴスドルイド 2020-05-20
S61 レジェンド8位 Charon マリゴスドルイド 2019-04-11
S60 レジェンド89位 ちゃんこ マリゴスドルイド 2019-03-30
S60 レジェンド93位 Zorkthar マリゴスドルイド 2019-03-24
S60 レジェンド2位 gle マリゴスドルイド 2019-03-13
S60 レジェンド17位 Casie マリゴスドルイド 2019-03-08
S59 レジェンド13位 BeNice マリゴストグワグルドルイド 2019-02-26
S59 レジェンド9位 Meati マリゴス ドルイド 2019-02-24

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大会入賞デッキ

デッキ名 時期
HCT秋季選手権 2018 準優勝 Bloodyface マリゴスドルイド 2018-10-15
HCT秋季選手権 2018 ベスト4 Justsaiyan マリゴスドルイド 2018-10-15
HCT秋季選手権 2018 ベスト4 Bloodtrail マリゴスドルイド 2018-10-15
HCT Americas Fall Playoff グループB 優勝 bloodyface マリゴスドルイド 2018-09-18
HCT Asia Fall Playoff グループA 準優勝 DacRyvius メックトゥーンマリゴスドルイド 2018-09-09
HCT Europe Fall Playoff グループA 優勝 RENMEN マリゴスドルイド 2018-09-03
HCT Buenos Aires 優勝 Lii マリゴスドルイド 2018-08-20
HCT Italy hunterace マリゴスドルイド 2018-07-09
HCT Seoul 優勝 Hunterace マリゴスドルイド 2018-06-11
Winter Championship Fr0zen OTKマリゴスドルイド 2017-03-23

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