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ハースストーン/Hearthstoneにおける、強いデッキと使い方をまとめています。

【デッキガイド】レジェンド8位 WhoBlie19 進化シャーマン

2018/06/05

《進化》《進化を統べるもの》を採用したその名も【進化シャーマン】がレジェンド8位に到達!選手直々のマリガン・マッチアップごとの戦術など詳細のデッキガイドを公開します!

使用したのは日本人プレイヤーのWhoBlie19選手です。



WhoBlie19'sミッドレンジシャーマン

※スタンダード使用不可のカードはグレー表記になります。

選手紹介

プレイヤー名:whobilie(ふびらい)
Twitterアカウント:ふびらい@WhoBlie19
ハースストーン開始時期:2015/11
主な実績:夏季日本選手権オンライン予選に出場 最高レジェンドランク5位
コメント:日本語化と同時に初めて、闘技場を主にプレイし、今年の5月くらいから真面目にやるようになりレジェンドになりました。元々デュエル・マスターズをやっていてカードゲームの経験自体は長いです。

デッキの特徴

このデッキの根幹は、【ミッドレンジシャーマン】と同様の構成になります。《精霊の爪》《トーテム・ゴーレム》などの優秀なカードで盤面をとっていきトーテムシナジーを活かした《地底よりのもの》や横並びからの《血の渇き》によるバーストダメージなどがそれにあたります。優秀なデッキの根幹に加えて、進化シナジーを組み込んだデッキのため、ミッドレンジシャーマン+進化要素といった構成です。

このデッキの切り札は《進化を統べるもの》です。そのため、《進化を統べるもの》の高いカードパワーを活かすための構築となっています。【ミッドレンジシャーマン】では、《トンネル・トログ》《トーテム・ゴーレム》と、マナに対してパフォーマンスが高いミニオンが多く、このカードと相性が悪いためデッキの構築を変更しました。

キーカードとして、《ネルビアンの預言者》が挙げられます。初手でキープできた時のリターンが大きく、3ターン目に4/4のサイズで出て、そのままトレード後に進化できると強力です。進化デッキだからといって《食糧庫蜘蛛》《魔力細工師》などの単体で機能しないカードは入れていないのですが、《ネルビアンの預言者》は単体でも働き、かつリターンが大きいため採用しています。

《進化》の強み

このデッキは《進化を統べるもの》だけではなく《進化》も採用しています。《進化を統べるもの》の採用のみだと《ネルビアンの預言者》《地底よりのもの》に対して使うことが一番のバリューを生み出しますが、デッキに2枚しか無いため揃いにくくなります。進化カードが4枚になることで強ムーブにつながりやすくなります。また、《進化》は全体が対象です。ヒーローパワーで召喚されたトーテムが活きます。いうなれば《サンダー・ブラフの勇士》のような役割を持ちます。

《バーンズ》も非常に《進化》とは相性が良く、出て来るミニオンの効果は関係無くマナが高いだけで強力になります。もちろん、《マナの潮のトーテム》《アージェントの騎兵》が召喚されても強力です。

そして、この進化4枚体制は事故を防ぐ役割もあります。このデッキは1→2への進化と6-7への進化が最も多いです。回数を重ねると《アシッドモー》《終末予言者》が召喚されることはどうしても避けられません。そこで進化を重ねることで回避できることも強みです。そしてこのデッキは7→8を狙うことは多いです。強力なミニオンが数多く存在するためフィニッシャーが召喚される確率が高いです。
8マナミニオン一覧

進化の使い方

《進化》《進化を統べるもの》には使い方があります。
基本は、ミニオンとトレード後にダメージを負ったミニオンを進化するパータンが一番多く一番強い動きです。《ネルビアンの預言者》は最序盤でも無い限り大きく活躍する盤面が限られているため、召喚してすぐ進化することが多いです。《地底よりのもの》は挑発が貴重なため、むしろ《進化》発動後に召喚する場面もあります。

勝利プラン

①【ミッドレンジシャーマン】の根幹を活かしボードトレードを重ねて盤面を優位な状態で横展開し→《進化》バリューを活かして押し切る
《血の渇き》+《アージェントの騎兵》などで一気にバーストダメージを叩き込む

各マッチアップごとのマリガンと戦術

常にキープする

《精霊の爪》《トーテム・ゴーレム》《進化を統べるもの》《ネルビアンの預言者》

《進化を統べるもの》は重いカードですが、このカードを活かせる場面で召喚することができればゲームは大きく有利になるため、最初からキープしジャストで着地させることを狙います。

対シャーマンの戦術 4.5:5.5

※数値:数値は有利不利の関係です

このデッキには相手のデッキと比較して《ライトニングストーム》《サンダー・ブラフの勇士》がありません。そのため盤面がイーブンの状態で後半に突入すると厳しいマッチアップとなります。早い段階での横展開→《進化》か、最速《進化を統べるもの》着地でこちらが優位な盤面を築けると勝てるマッチとなります。

対ドルイドの戦術 6:4

後攻時:《バーンズ》+《進化》が揃えばキープ
ドルイドは基本的に横展開を対処できないデッキなので、勝ちやすいです。横展開→《進化》が決まると《アジュア・ドレイク》+《なぎ払い》では返せない盤面となるのでそのまま押し切れます。

対ウォリアーの戦術 4:6

コ【ントロールウォリアー】が環境では多いためコ【ントロールウォリアー】前提のマリガンとなります。
後攻時:《バーンズ》+《進化》が揃えばキープ
《サンダー・ブラフの勇士》が無いのが最も響くマッチです。《乱闘》が厳しいマッチですが、このデッキはヒーローパワー以外に横展開するカードが《バーンズ》程度しかありません。そのため横展開より縦の展開を目指し、大型を進化して相手に単体除去を吐かせる動きを狙います。除去を吐いたあと、《アジュア・ドレイク》+《進化を統べるもの》で盤面はすぐ回復できるので、《乱闘》後にも召喚できるように温存しておきましょう。

あとは隙を突いて《血の渇き》でのリーサルがベストですが、リーサルじゃない場面でも《乱闘》などが次のターン考えられる時など、バリューを活かしきりたい時は使用します。リーサルじゃない場合は《報復》ケアを忘れずにしてください。

対ウォーロックの戦術 5.5:4.5

ウォーロックの場合は【ズー】前提のマリガンを基本とします。
《メイルシュトロームのポータル》をキープ
《ブラッドメイジ・サルノス》も↑があればキープ
《ブラッドメイジ・サルノス》+《精霊の爪》が揃えばキープ
最序盤は《精霊の爪》のご機嫌次第ですが、イーブン以上の盤面を目指します。そこで《進化》が決まると全体除去がない【ズー】には有利に立ち回ることができます。

対ハンターの戦術 5:5

《精霊の爪》+《ブラッドメイジ・サルノス》が揃えばキープ
最近流行っている【シークレットハンター】《トーテム・ゴーレム》《凍結の罠》《狙撃》されると厳しいです。こちらも《進化》による盤面形成や、《サバンナ・ハイメイン》に対する《呪術》など勝ちパターンが存在するので、五分くらいだと感じています。

対ローグの戦術

後攻時に《精霊の爪》or《トーテム・ゴーレム》があり《炎の舌のトーテム》+《アージェントの騎兵》があれば《墓荒らし》を倒せるためキープしたいです。
ローグは全体除去が乏しいためミニオンを展開していきたいマッチとなります。《呪術》《墓荒らし》に打っていって問題ありません。中盤に盤面が取れていれば《進化》が決まるとそのまま有利にゲームを進められます。

対メイジの戦術

テンポメイジ 4:6

6点くらいのダメージが安定して出るため一度盤面をとられるとそのまま押し切られてしまいます。《精霊の爪》《トーテム・ゴーレム》が重要なマッチですので強気なマリガンが必要になります。最序盤が重要なマッチであることを意識してください。

フリーズメイジ 5.5:4.5

早い段階での《進化》がきまると《フロストノヴァ》を強制的に打たせることができます。《終末予言者》を返せる札は常に意識して手札温存しておきましょう。(キープはしないが《呪術》《精霊の爪》+《ライトニングボルト》など)

対パラディンの戦術

《平等》+《聖別》が一番つらいですが、【コントロールパラディン】の場合、断末魔ミニオンに《呪術》を打てれば終盤の《頽廃させしものン=ゾス》の脅威を取り払うことができます。

このデッキには大きなコンボを狙う必要がなく、ウォリアー同様に除去を吐かせれば有利になりやすいです。《アジュア・ドレイク》+《進化を統べるもの》など、相手が複数除去したい展開を意識的につくり小さなコンボを繰り返していきましょう。

対プリーストの戦術

このマッチアップは簡単です。横展開をして《進化》をすることで《掘り出されし邪悪》圏外まで盤面を強固にすることができます。その他に大型を展開していれば《オウケナイのソウルプリースト》+《回復の輪》も脅威ではありません。そして並べきったら《血の渇き》で削りきりましょう。

注意点

《バーンズ》を召喚する際は《炎の舌のトーテム》が出ることを意識して強化したいミニオンの左側に出します。
《炎の舌のトーテム》のために弱いミニオンを中央に、強いミニオンを両端に出します。

代替案

《ライトニングストーム》:全体除去が必要な相手が多い場合に採用します。

《イカレた錬金術師》:シャーマンが多い場合に適任です。このデッキの薄い2マナ帯をカバーできます。

《ハリソン・ジョーンズ》:ウォリアー・シャーマン・ハンター・ローグに有効です。

《食糧庫蜘蛛》《魔力細工師》:これらのカードはこのデッキをファンデッキにしてしまいます。安定性を上げるためにも必要ありません。

WhoBlie19選手のデッキ

デッキ名 時期
【デッキガイド】レジェンド8位 WhoBlie19 進化シャーマン 2016-10-18

ミッドレンジシャーマンでランク上位のデッキ

デッキ名 時期
S63 レジェンド5位 Jambre トークンミッドレンジシャーマン 2019-06-05
S62 レジェンド30位 Slysssa マーロックシャーマン 2019-05-20
S59 レジェンド8位 posesi エレメンタルシャーマン 2019-02-12
S56 レジェンド85位 garden エレメンタルシャーマン 2018-11-08
S53 レジェンド288位 Freshca エレメンタルシャーマン 2018-08-11
S53 レジェンド55位 LiamMega ミッドレンジシャーマン 2018-08-09
『メカメカ大作戦』環境予想デッキ GundamFlame ミッドレンジシャーマン 2018-08-06
『メカメカ大作戦』環境予想デッキ Alpe ミッドレンジシャーマン 2018-08-06
S38 レジェンド4位 Zananananan ミッドレンジエレメンタルシャーマン 2017-06-04
S37 レジェンド1位 NAGON ミッドレンジトークンシャーマン 2017-04-13

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ミッドレンジシャーマンで大会上位のデッキ

デッキ名 時期
WESG2019 3位 あれっくす エレメンタルシャーマン 2019-03-11
Hearthstone Journal Open #45 優勝 dog ミッドレンジシャーマン 2017-01-29
ハースストーングランプリ ベスト4 lynx 2017-01-08
第12回ハースゲーマーズカップ 優勝 Ke1 ミッドレンジシャーマン 2016-12-18
HS ALLSTAR2016 JasonZhou ミッドレンジシャーマン 2016-12-17
HS Malaysia Major 優勝 tom60229 ミッドレンジシャーマン 2016-12-11
第11回ハースゲーマーズカップ 準優勝 qandb ミッドレンジシャーマン 2016-12-03
Blizzcon WCS2016 Jasonzhou ミッドレンジシャーマン 2016-11-06
Blizzcon WCS2016 Hamster ミッドレンジシャーマン 2016-11-06
Blizzcon WCS2016 Amnesiac ミッドレンジシャーマン 2016-11-06

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