【スタンダード対応】ミッドレンジトークンシャーマン デッキ解説

スタンダードに対応した【ミッドレンジシャーマン】のデッキレシピ・デッキガイド・マリガン、その他デッキの歴史や、大会やランク戦にて上位となったデッキリストの紹介をします！

デッキリスト

※スタンダード使用不可のカードはグレー表示になります。

ミッドレンジシャーマン

デッキの特徴

ヒーローパワーを使用して横に展開したトーテムを、《炎の舌のトーテム》や《サンダー・ブラフの勇士》で強化して戦う。旧神のささやきで追加された、この対戦中に召喚されたトーテム1体につきコストが1下がる《地底よりのもの》が非常に強力で、これによりヒーローパワーを撃つことの価値が上がっている。手札や場の状況にもよるが、出せるミニオンがいたとしてもヒーローパワーをしてリソースを消費しないようにし、途中で《ライトニングストーム》を使い相手の盤面を一掃、その後低マナミニオンを大量展開するといった選択肢もあることを覚えておこう。

基本的には、アグロデッキ相手にはシャーマンの強力な低コスト固有ミニオンを使って序盤から積極的に盤面の取り合いをするが、コントロールデッキ相手には《マナの潮のトーテム》を使ってドローし、相手とリソースの差をつけることを重視する。相手ヒーロー、自分の手札、場の状況に合わせて戦い方を変える必要のある対応型のデッキである。

《トンネル・トログ》《トーテム・ゴーレム》などの純粋にカードパワーの高いパーツと、《メイルシュトロームのポータル》《ライトニングストーム》というアグロ・ミラーマッチ対策カード、《マナの潮のトーテム》《サンダー・ブラフの勇士》というコントロール対策カードと明確に使用目的が分かれているカードで構成されたデッキである。そのため、マリガンの際にもただ低マナだからといってキープするのではなく、そのマッチアップで本当に必要なカードなのかをしっかりと判断するべきである。

オーバーロードという、次のターンのマナを前借りして強力な行動を取ることの出来るカードが入っているため、マナの計算が重要である。特に《トーテム・ゴーレム》は重要で、このカードは強力なのだが、先攻の際にこのカードを出すと《野獣の精霊》といった同様に強力な3マナカードにカーブが繋がらず、噛み合わせが悪いので、マリガン段階からどのようなマナカーブを取っていくのか考え、《トーテム・ゴーレム》を戻すのか3マナカードを戻すのか決断しなくてはならない。

勝利プラン・コンボ

①《トンネル・トログ》《トーテム・ゴーレム》など序盤から一気に攻め倒しライフを0にする。
②《炎の舌のトーテム》《サンダー・ブラフの勇士》などでトーテムやミニオンをバフし有利なトレードを重ねそのまま押し切る。
③《風の王アラキア》+《炎の舌のトーテム》の合計10点ダメージでバーストダメージ

基本的なマリガン

キープを検討:《トンネル・トログ》《トーテム・ゴーレム》
+《トンネル・トログ》があり後攻なら《野獣の精霊》を検討
└1ターン目《トンネル・トログ》→2ターン目《コイン》+《野獣の精霊》が強力
+対アグロorミッドレンジなら《ライトニングボルト》を検討
+1-2マナミニオンをキープできているなら《炎の舌のトーテム》を検討
※各デッキ毎、その時の手札の組み合わせにより複雑に変化します。

戦略・注意点

先攻の場合

先攻1ターン目：1ターン目にミニオンを出すことはこのゲームにおいて非常に強力なので手札に出せるミニオンがあるなら出す。

先攻2ターン目：《トーテム・ゴーレム》を出すことが最も強力。しかし、手札に《野獣の精霊》がある場合は、オーバーロードするとカーブが繋がらないため、《トーテム・ゴーレム》があってもヒーローパワーを使用することもある。どちらがいいかは相手のヒーロー、盤面、自分の手札の状況によって決まる。

先攻3ターン目：《トーテム・ゴーレム》を使用した場合はヒーローパワー、もしくは1マナカード×2のターンである。オーバーロードしていない場合はアグロ相手には《野獣の精霊》、コントロール相手に《マナの潮のトーテム》が次のターンも生存しているであろう状況では優先して《マナの潮のトーテム》をプレイする。

先攻4ターン目：オーバーロードをしていなければ《地底よりのもの》が4マナで出せるターンなので召喚を狙う。その他3+1マナやヒロパ＋2マナのターン。オーバーロードをしていれば2マナか3マナで動く場合が多い。基本的にヒーローパワーはできる時に打っていくと後半の《地底よりのもの》につながりやすい　。

後攻の場合

後攻1ターン目：コインは出来るだけ早く使ったほうが強いので、このターンに使うか、次のターンに使うかを手札と相談して決める。コイン→《トーテム・ゴーレム》が最も強力。他の手札が1マナ1枚と3マナなら、2→1→3のマナカーブをとろう。
手札に1マナミニオンが2枚と2マナミニオンが2枚あるなら、コイン1マナミニオン×2から、次のターン《トーテム・ゴーレム》、その次のターン2マナミニオンという1×2→2→2のカーブも考えられる。
手札に1マナミニオンが2枚と《野獣の精霊》があるなら、1マナミニオン→コイン《野獣の精霊》→1マナミニオンの1→3→1のカーブも強力。特に1ターン目に《トンネル・トログ》を出せるなら積極的に狙って行きたい。

後攻2ターン目：基本的に前のターンに依存して行動が決まる。《トーテム・ゴーレム》の召喚など強力な行動が無ければ《地底よりのもの》のためにヒーローパワーを使用して問題ない。

後攻3ターン目：次のターンに何をするのか考えて行動を決める。基本的に《野獣の精霊》が最も強力。その場合4ターン目の行動がヒーローパワーのみになってしまう場合も多いが、このデッキはヒーローパワーの価値が高く、それが充分に許されるデッキである。そのほか5マナになった《地底よりのもの》が手札にあり、それが必要な盤面であればヒーローパワーかトーテムミニオンを召喚してトーテムカウントを進めよう。除去カードとミニオンを見て次のターン何をしたいか考えて手札を切る必要がある。

注意点

■全体除去に対して注意する
相手のデッキによっては《フレイムストライク》/《地獄の炎》/《オウケナイのソウルプリースト》+《回復の輪》/《聖別》など全体除去がプレイされやすい。そのため、対コントロールデッキの場合は全体除去をケアした動きが必要。
└盤面にミニオンを召喚しすぎない
└盤面が完全に優位ならあえてミニオンを展開せずヒーローパワーを打つ...etc

■ミニオンの並べ順に注意する
ヒーローパワーから出てくるトーテムは必ず盤面の一番右
《タスカーのトーテム師》から出てくるトーテムは必ずこのミニオンの右隣
上記を理解しつつ《炎の舌のトーテム》を召喚する。

代替カード案

環境の変化や、自分が足りないと感じた部分の補強、またはデッキのカードが足りない場合などに参考にしてください。

ランク戦上位のデッキ

デッキ名	時期
S63 レジェンド5位 Jambre トークンミッドレンジシャーマン	2019-06-05
S62 レジェンド30位 Slysssa マーロックシャーマン	2019-05-20
S59 レジェンド8位 posesi エレメンタルシャーマン	2019-02-12
S56 レジェンド85位 garden エレメンタルシャーマン	2018-11-08
S53 レジェンド288位 Freshca エレメンタルシャーマン	2018-08-11
S53 レジェンド55位 LiamMega ミッドレンジシャーマン	2018-08-09
『メカメカ大作戦』環境予想デッキ GundamFlame ミッドレンジシャーマン	2018-08-06
『メカメカ大作戦』環境予想デッキ Alpe ミッドレンジシャーマン	2018-08-06
S38 レジェンド4位 Zananananan ミッドレンジエレメンタルシャーマン	2017-06-04
S37 レジェンド1位 NAGON ミッドレンジトークンシャーマン	2017-04-13

もっと見る

大会入賞デッキ

デッキ名	時期
WESG2019 3位 あれっくす エレメンタルシャーマン	2019-03-11
Hearthstone Journal Open #45 優勝 dog ミッドレンジシャーマン	2017-01-29
ハースストーングランプリ ベスト4 lynx	2017-01-08
第12回ハースゲーマーズカップ 優勝 Ke1 ミッドレンジシャーマン	2016-12-18
HS ALLSTAR2016 JasonZhou ミッドレンジシャーマン	2016-12-17
HS Malaysia Major 優勝 tom60229 ミッドレンジシャーマン	2016-12-11
第11回ハースゲーマーズカップ 準優勝 qandb ミッドレンジシャーマン	2016-12-03
Blizzcon WCS2016 Jasonzhou ミッドレンジシャーマン	2016-11-06
Blizzcon WCS2016 Hamster ミッドレンジシャーマン	2016-11-06
Blizzcon WCS2016 Amnesiac ミッドレンジシャーマン	2016-11-06

もっと見る

よく一緒に読まれている記事

このページをシェアする

-参考デッキ

ハスゲおすすめ記事