平等シークレットパラディンデッキガイド:NAサーバー89位

レジェンドランク最高89位に到達したシークレットパラディンのデッキガイドを掲載します！

このデッキは、シーズン23(2月度)にNAサーバーでプレイされたものになります。
使用した日本人プレイヤー"ALLISWELL"選手からランク戦デッキ投稿をしていただきました！ありがとうございます！
その独特な構築と理論は、今後デッキを作成する際に参考になりますので、是非ご覧ください。

ALLISWELL'sシークレットパラディン

※スタンダード使用不可のカードはグレー表記になります。

デッキガイド

デッキの基本の動き

・序盤に《懺悔》をはって《火炎ジャグラー》もしくは《兵役招集》で倒す
・《ウルダマンの番人》や《王の祝福》で中盤を押していく
・後半はトップ勝負（大型ミニオンを消化するまで絶対に諦めないこと）
・相手の大型ミニオンに対しては《平等》でごり押し

カードの採用理由

■《懺悔》2枚　《平等》2枚　《火炎ジャグラー》2枚
レジェランクになるとコントロール系が流行ってくるので、この3種類のカードを駆使して盤面をとっていきます。《平等》は主にごり押し用で、《アルガスの守護者》などによって複数のミニオンに挑発がついたときや、序盤に《デスロード》を出されて対処に困ったときなどにおすすめです。
《懺悔》は序盤に出てくるミニオンや後半に出てくるミニオンなどに効果的で、序盤には《火炎ジャグラー》や《呪われた蜘蛛》で処理できることがあり、後半はゴリ押すために使えます。

■《仇討》不採用　《シールド・ミニロボ》不採用
確かにこの二つのカードは強力でやっかいでしょう。しかし、《仇討》はコントロール系に対して、《シールド・ミニロボ》は体力3のミニオンに対して弱いです。レジェンドランクをプレイする際、これらカードを使ってもあまり効果を発揮しないことが増えてきたので、不採用としました。
具体的には、《仇討》を発動させた後の全体除去（《乱闘》や《光爆弾》）が、《シールド・ミニロボ》は体力3のミニオン（《苦痛の侍祭》・《トンネル・トログ》・《ヴォイドウォーカー》など）がきついです。
《シールド・ミニロボ》に関しては《平等》を使ったときにリードできるという面はありますが、それ以外ではあまり役に立たないことが分かってきました。《仇討》に関しては、《大物ハンター》や沈黙で処理されることが多々あるので、できる限りそういうことのないようにしたいところです。また、【シークレットパラディン】はトップ勝負になることがほとんどなので、あまり秘策を積むと、《謎めいた挑戦者》を引けなかったときに非常につらいです。

■《身代わり》1枚　《ヘドロゲッパー》2枚
これはかなり迷いました。トップ勝負を意識してるので、強いミニオンを入れた方が効果的だということでこのような形にしていますが、実際のところ《身代わり》は2枚欲しいところです。かといって入れる枠もない。本当は《炎の王ラグナロス》も欲しいのですが、とにかく入れる枠がないので、この形になりました。《手動操縦のシュレッダー》がないのも、単純に枠がないからです。

■《王の祝福》2枚
ミニオン単体の質が低いので、主にテンポを強引に掴むカードです。8ターン目には《トゥルーシルバー・チャンピオン》と一緒に使えば8点プラスのバーストになるので不意を突いて勝つことができます。

マリガン(オールキープ/各ヒーロー)

■先攻後攻共通・全ヒーロー共通
《懺悔》1枚
《火炎ジャグラー》と《兵役招集》とのコンボで使ってください。
重要なのは、上記のセットになるようにマリガンすることです。これができるかできないかで序盤の運用に強く影響します。
基本的にそれ以外は通常のマリガンと同じです。

■プリーストに対して
《平等》1枚
プリーストに《平等》はかなり強力なので、ここぞという時に使ってください。

デッキ相性

※あくまでも感覚的な相性です
vs ドルイド やや有利
vs ローグ 五分
vs ウォリアー （Control 有利、Patron やや有利）
vs プリースト 五分
vs シャーマン 五分
vs メイジ（Freeze 五分、Tempo やや不利）
vs ハンター（Face 不利、Midrange 五分）
vs ウォーロック （Reno やや不利、Zoo 五分）
vs パラディン（Secret 五分、murloc やや有利）

一言

強力なミニオンが尽きるまでは絶対に諦めないでください。相手に《レノ・ジャクソン》が来ようが何だろうが、とにかく諦めないことです。勝機は必ずあります。粘り強くプレイしてください。

プレイヤーの紹介

編集後記(管理人からのコメント欄)

ついにこういう構築が来たか、と喜んでいます。構築を見て分かる通り、今まで結果を出していた【シークレットパラディン】と採用しているカードがかなり違います。
特に、採用率100%の《シールド・ミニロボ》や《手動操縦のシュレッダー》が無いことは驚きです。
ですが、この通常採用されているカードが無いこと、通常採用されていないカードがあることは、非常に強力です。
秘策を処理するときにも《懺悔》2枚を警戒することは通常はしないでしょう。《平等》も基本は警戒しません。しかもこれも2枚。そしてそれらを活かしきる《火炎ジャグラー》の採用。
確かに《シールド・ミニロボ》は超がつくほど強力ですが、このカードを警戒して【アグロシャーマン】が《ナイフ・ジャグラー》などを《火炎ジャグラー》に変更していたり、《ズー》もより軽いミニオンを採用したりと、対策がされています。

こういった環境の読みに加え、NAサーバーはAsiaと比較してコントロールデッキが多い今のメタを踏まえ自身の構築でレジェンド上位に食い込んだこのデッキは、今後のデッキ構築に参考になる要素が多く見つかりました。

引き続き、ランク戦デッキ投稿から募集をしていますので、是非みなさんも投稿してみてください！

ALLISWELL選手のデッキ

デッキ名	時期
【デッキガイド】S23 NA89位 ALLISWELL 平等シークレットパラディン	2016-02-18

シークレットパラディンでランク上位のデッキ

デッキ名	時期
S50 レジェンド22位 Draz シークレットパラディン	2018-05-18
S49 レジェンド BloodEdge シークレットパラディン	2018-04-16
S29 レジェンド5位 Jambre シークレットパラディン	2016-08-20
【デッキガイド】S28 レジェンド15位 シークレットパラディン	2016-07-04
S26 レジェンド10位フィニッシュ シークレットパラディン	2016-05-31
S25 Asia最速1位 Tredsred シークレットパラディン	2016-04-01
S24 NA17位 koroneko 卵シークレットパラディン	2016-03-23
S23 Asia TOP50 akaneko シークレットパラディン	2016-02-29
【デッキガイド】S23 NA26位 integral 巨人シークレットパラディン	2016-02-26
【デッキガイド】S23 NA89位 ALLISWELL 平等シークレットパラディン	2016-02-18

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シークレットパラディンで大会上位のデッキ

デッキ名	時期
ハースゲーマーズBANカードカップ Day1 GundamFlame シークレットパラディン	2016-10-16
GosuCup SEA #1 優勝 シークレットパラディン	2016-05-31
第1回 EdgeStoneCup 優勝 アースト シークレットパラディン	2016-03-19
2016年冬季日本選手権 準優勝 tofoo シークレットパラディン	2016-03-13
2016年冬季日本選手権 ベスト4 hajime シークレットパラディン	2016-03-13
2016年冬季日本選手権 ベスト8 u7(ゆーしち) シークレットパラディン	2016-03-13
2016年冬季日本選手権 ベスト8 aqua シークレットパラディン	2016-03-13
第1回USG杯 優勝 soundew シークレットパラディン	2016-03-06
第6回 EASY-PEASY TOURNAMENT 準優勝 hibikikana シークレットパラディン	2016-02-14
第6回 EASY-PEASY TOURNAMENT 優勝 chear シークレットパラディン	2016-02-14

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