S33 レジェンド10位 Fenomeno OTKクトゥーンドルイド

新拡張のパーツを採用し新たなクトゥーンデッキが開発されています。このたびレジェンド10位にまで到達しました。

使用したのは海外プレイヤーのFenomeno選手です。Senfglas選手のデッキリストを使用しました。

Hit top 10 with some modifications on @F2K_Senfglas 's list. Really interesting deck with potential. pic.twitter.com/XF7qMVqdef

— Chris Tsako (@FenoHS) 2016年12月9日

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デッキの特徴

従来のクトゥーンドルイドのように、マナ加速からの《双皇帝ヴェク＝ロア》などのクトゥーンミニオンを展開するデッキから、《クトゥーン》を利用した1ターンキル要素を採用したコンボデッキへと変貌を遂げました。

1ターンキルコンボのやり方

ワンターンキルコンボには《アヴィアナ》と《忘却王クン》のマナコンボ全快コンボを使用します。
①10マナ時に《アヴィアナ》を召喚し余りの1マナで《忘却王クン》を召喚する(マナ回復選択)
②1マナで《ブラン・ブロンズビアード》と1マナで《クトゥーン》を召喚して効果を2回発動し相手ライフを0にする
可能であれば上記コンボ前に《終末予言者》で盤面を処理しておくと確実。

もし、このコンボで相手ライフが0でなくとも手札にある《闇アラコア》などのミニオンを展開できれば相手は返すことが困難となり勝利することができる。

このデッキの強み

ワンターンキルデッキは多くのパーツを要し、デッキを圧迫し安定性を損なうことが多いです。ですが、このデッキはベースに【クトゥーンドルイド】を用いてコンボパーツが揃うまで安定した進行が望めます。そして《アヴィアナ》《忘却王クン》《クトゥーン》はどれも個別で機能するため事故率も低いことが強みです。

さらに、パーツを集めるドローソースとして《滋養》だけではなく《月の幻視》まで採用していることが特徴的です。必要なパーツが全て10マナ近くと重いコンセプトであるこの出来には非常に相性が良く《アヴィアナ》が2コスト下がると8ターン目にコンボが完成します。

最近流行の海賊カードを用いたアグロデッキには《終末予言者》《闇アラコア》《妖獣の激昂》で対抗し、トーナメントデッキまで昇華することを目指した構築となります。
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