ハースストーン:下方修正カード情報
2016/05/10
スタンダードが導入されるにあたり、基本カードに下方修正が入ります。これにより、根本的なヒーローの強さの差を是正し、基本カードが強い=そのヒーローが常に強い状態を防ぐことを目的とたバランス調整になります。
※バランス調整=Nerf(ナーフ):弱体化
下方修正を受けて初心者が最初に作成するべきカードランキングも修正しました。「旧神のささやき」発売後にも再度更新予定ですが併せて参考にしてみてはいかがでしょうか。
▶最初に作成するべきカードランキング
魔素の還元について
ハースストーンでは、下方修正されたカードは、期間限定で還元時の魔素が、作成時と同量の魔素となります。もし、還元するか悩んでいる場合でも、手に入った魔素と同量で作成もできることになるので、ひとまずは魔素にしても問題ありません。
期間:5月10日(太平洋夏時間)まで
なお、「狩人の狙い」は作成も還元もできない基本カードのため、還元することはできません。
ドルイドのカード
2ドロー→1ドローに変更
ドルイドでも特にコストパフォーマンスに優れたカードの弱体化。これによりマナ加速後のリソース確保が難しくなりますが《滋養》などは入るのでしょうか。7マナ1ドローはコストに見合っていないように見えるのでドルイドの構築が劇的に変化しそうです。
突撃→無し
6マナ→5マナ
ターン終了時消滅効果→無し
妥当の調整。《獰猛な咆哮》もかなり強力ですが、このカードが修正されることでいわゆる《自然の援軍》+《獰猛な咆哮》の14点お手軽コンボは無くなります。
効果はそのままに体力を4点→2点に変更
カードランキングでもAランクをつけるほどに優秀だったミニオン。ついに修正が入りました。また、Blizzardの方針として沈黙という効果はもっと貴重なものにするようです。切り札が沈黙される悲しみは少なくなるようです。
ハンターのカード
ローグのカード
2マナ→4マナに変更
ヒーロー&ミニオンへのダメージ→ミニオンのみへダメージに変更
あまりにも効率がよくライフを奪うことができる凶悪カードでしたがマナコスト増加だけではなくヒーローへのダメージも少なくなりました。少し極端な調整にも思えますが今後武器を強化する能力が増えるのでしょうか。
隠身に「自分の次のターンまで」という制約が追加
正直、今まで採用されているのを見たことがありませんでしたが、例えば永続で相手ヒーローにダメージを負わせる効果を持つミニオンや無敵を付与するミニオンが今後登場した際にコンボで打つ手が無くなるため先手を打って調整されたと思われます。
中立のカード
2マナ→3マナに変更
今後の方針として"沈黙"をより貴重なものにする方針とのことなので妥当な調整です。汎用的であらゆるデッキに1枚は採用されてきたカードですので、今後は《スペルブレイカー》が採用されることになるのでしょうか。
3マナ→5マナに変更
効果が極端なメタカードとして長く君臨していましたが、切り札とも言えるカードがこのカードであっけなく破壊され、おまけに4点打点も残るという状況を避けるための調整です。《ドクター・ブーム》をもう二度と作りません、というBlizzardの意志かもしれません。
攻撃力が3点→2点に変更
打点が下がったことで体力が高いミニオンは総じて価値が上がりました。ですが以前として1枚で数点分のダメージを稼げる優秀なカードのため即座に切り捨てられるかはまだわかりません。
攻撃力が2点→1点に変更
全ての速攻デッキに入った暴れん坊がようやく規制に。それでも1マナで3点分の能力は持つため採用価値はあります。ボードに対する影響が薄まったので1/1/2や2/2/2のカードで一方的に処理することができるようになりました。
突撃→無し
体力が2点→4点に変更 【レノロック】では《ソーリサン皇帝》を挟まず1ターンキルコンボに使用されるなど、単純なアグロデッキ以外にも採用されるカードのため下方修正。Blizzardの方針で1ターンキルは抑制するようなのでこのような形に。
20マナ→25マナに変更
ハースストーンの最初期から【ハンドロック】において悪用とも言わんばかりに強力な立ち位置を維持してきました。もはやコントロールではなくウォーロック専用カードと言えるほど特定のヒーローで活躍していたため、下方修正されました。《聖なる怒り》のコンボダメージが上昇したことは見逃せません。
今後のデッキについて
スタンダード環境で強いデッキ/残るデッキ
上記の記事で述べたデッキのうち、【ミッドレンジドルイド】はコンボカードが入らなくなるので実質【ランプドルイド】に取って代わると思われます。
《野生の繁茂》《練気》《獰猛な咆哮》など強力なカードは健在ですのであくまでも大型ミニオンを並べて最後に強化して殴り切るというドルイドらしいデッキになりそうです。
打撃を受けるという意味ではハンターデッキも《ナイフ・ジャグラー》と《レプラノーム》が弱体化されることでデッキのスピードが絶対的に下がります。その穴を埋めるカードは無いので、環境としてフェイスデッキはやや遅くなったと言えるでしょう。
【ハンドロック】は《溶岩の巨人》が弱体化したことでデッキのコンセプトが弱まりました。《大物ハンター》が実質無効化されたことで《山の巨人》はかなり強力のため何れかの変化が起こるでしょう。【レノロック】や【ズー】などは持ち前の対応力が強みなのですぐに環境に対応し別のカードを採用して勢力は衰えないと予想しています。 【アグロシャーマン】については特に影響を受けずに次環境でもかなり暴れるデッキになりそうです。《大地の衝撃》は1マナ沈黙カードとかなり評価が高くなるので刺さると思われます。
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