闘技場のルール変更および、8枚の闘技場専用カードの登場

2018年3月7日、Blizzardより「闘技場のルール変更」と「各クラスに闘技場専用カードが1枚ずつ追加」されると発表されました。新しい闘技場ではよりドラフトの部分が重要となり、デッキ構築の戦略性が上がります。

各クラスに闘技場専用カードが1枚ずつ追加

これらのカードは期間限定で闘技場のみに追加されます。次の拡張セットが発売される時に今回追加されたカードが除外されることが公表されています。

カード	カード名と概要
	《自然の勇者》 『味方のミニオン1体を自分の手札に戻し+5/+5を付与する』 ・突撃ミニオンと合わせることでバーストダメージが出せる ・雄叫びミニオンとの相性が良い
	《神眼の射手》 『この対戦中自分のヒーローパワーはミニオンを対象にできる』 ・盤面に触れることができなかったハンターの弱点を打ち消すカード
	《動物変身・？？？》 『ミニオン1体を選択する。別のミニオン1体を発見し対象をそのミニオンに変身させる』 ・ただ弱体化させるだけなら《動物変身》のほうが1マナ軽い ・弱小ミニオンを大型ミニオンに変身させたい
	《救済の手》 『秘策:味方のミニオンが1ターン中に2体以上死亡した時、2番目に死亡したミニオンを復活させる』 ・2体目に破壊されたミニオンを復活する ・全体除去で4体死亡した場合などは2番目に召喚されたミニオンが復活する ・強いミニオンから処理すると《救済》が発動するが、後回しにすると[救済の手]のリスクもあるため読み合いが出て来る
	《寛大なる精神》 『味方のミニオン1体を選びそのミニオンを相手に与える。カードを3枚引く』 ・自分のミニオンを相手に与える代わりに2マナで3枚ドローできる ・弱いミニオンを与えても良し、《終末予言者》を与えるも良し
	《煙玉》 『次の自分のターンまで、ミニオン1体に隠れ身を付与する。カードを1枚引く』 ・《隠蔽》のようなカード ・言うまでもなく《ガジェッツァンの競売人》《クエスト中の冒険者》などと相性が良い ・《冷血》で強化して殴ったあとに隠れる動きが強力
	《破滅の劫火》 『全てのミニオンに12ダメージを与える。オーバーロード:(10)』 ・全てのミニオンをほぼ確実に破壊できる ・《捻じれし冥界》が8マナに対して0マナで発動できる点は非常に強力 ・オーバーロード10マナのため次のターンは一切行動することができない
	《瓶詰めの狂気》 『自分の手札を全てランダムな悪魔に変える』 ・《奈落の始末屋》《卑劣なるドレッドロード》など強力な悪魔を獲得できると強力
	《烈火のロングソード》 『自分のヒーローが攻撃したミニオンと隣接するミニオンにもダメージを与える』 ・序盤の盤面をとる上で非常に強力な効果

ピック時のカードがレア度に関係無く同程度の強さに

今までは、例えば《ファイアーボール》《アイスバリア》《ウィスプ》の3択の場合は誰が見ても《ファイアーボール》を選択します。選択の余地がありません。この問題を解決するために「レア度に関係無く同程度の強さのカードが3枚表示される」仕様に変更されます。これにより構築がさらに難しくなります。

また、以前はレア度が低いカードほどピックに出現するため「コモンに強いカードを出してはいけない」と言われていました。この部分もレア度に関係無く出現するようになるため問題は解決されます。

その他の仕様

動画

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