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ハースストーン/Hearthstoneにおける、強いデッキと使い方をまとめています。

【デッキガイド】S45 レジェンド1位 Mariana フェイスハンター

2018/06/05

最速で相手のライフを削り切るコンセプトのフェイスハンターがレジェンド1位に到達。Mariana選手直筆のデッキガイドも公開します。是非プレイの参考にご覧ください。


Mariana'sフェイスハンター

※スタンダード使用不可のカードはグレー表記になります。

デッキの特徴

2枚で最大10点のバーストダメージが出る《殺しの命令》や相手のライフに直接2点を叩き込むヒーローパワーを駆使して圧倒的火力で相手を倒すデッキです。それでも足りない火力は《リロイ・ジェンキンス》などの高火力カードで補っていきましょう。

新パックコボルトと秘宝の迷宮より追加された中立のコモンカード《ダイアモール》や、ハンターの強力な1コストミニオンである《野良猫》《放電レイザーモー》《猟犬使い》などでバフをかけて盤面を構築し打点を稼ぎます。さらにヒーローパワーや《殺しの命令》で顔にダメージを与えて現環境Topレベルの回復量を持つプリーストやウォーロックの回復が間に合わないような火力で押し切ります。
さらに中立のエピックカード《回廊漁り蟲》のコストを《野良猫》《海賊パッチーズ》などの低コストカードで下げて、序盤に召喚して相手を圧倒するプレイも出来ます。

マリガン

基本キープカード

先行
《ダイアモール》《野良猫》《放電レイザーモー》

後攻
《ダイアモール》《野良猫》《放電レイザーモー》《ゴラッカ・クローラー》《獣の相棒》《回廊漁り蟲》

このデッキはとにかく1ターン目に獣ミニオンを出すことが出来れば物凄く有利になることが多いです。
なので先行時は特に1コストの獣ミニオンを引きに行きましょう。今環境からは1コストの獣ミニオンが4枚採用されているので先行時でも2コストの《放電レイザーモー》をキープする余裕が出来たのは大きいです。

後攻時は最初の手札が4枚かつコインもあることから1ターン目に2コストの獣ミニオンを展開して2ターン目に《放電レイザーモー》で適応をしたり、アグロデッキ相手には1コストのミニオンを出しつつ《キャンドルショット》で除去をしたりしながら盤面を取りましょう。

勝利プラン

その1

序盤からミニオンを展開しつつ《放電レイザーモー》《猟犬使い》でバフをかけてそのまま押し切るまたは少し足りない火力を《殺しの命令》《リロイ・ジェンキンス》で補うパターン。これが一番メジャーです。

このデッキは特にミニオンからある程度の打点を出すことが大事なので毎ターン盤面ミニオンで最高火力を出しつつも相手のデッキの全体除去カードや有利トレードをされないように警戒してミニオン展開しましょう。あとはデッキトップから《殺しの命令》を引くのをお祈りしましょう。

その2

こちらはあまり主流の戦い方ではありませんが、稀にアグロデッキ相手にこのような戦い方になる時があります。
アグロデッキ相手にはこちらもこまごまとしたミニオンを並べて有利or等価トレードをしつつ《回廊漁り蟲》のコストを下げて序盤に召喚して圧倒的な火力で相手にやられる前にやるパターンです。

こちらはそこまであるパターンではありませんでした。どちらかというとその1のパターンをアグロ相手に使っても大抵勝てます。
その2のパターンは後攻時に行うことが多いです。

注意点

主に注意して欲しい点は2つです。

まず1つはコントロールデッキ相手にはマナカーブを大事にすること。

例えば、今自分が後攻を引いて手札に1コスト、2コスト、3コストのカードを持っている時。相手のミニオンを《イーグルホーン・ボウ》で除去したいとか3コストで《獣の相棒》を使って次のターン《放電レイザーモー》を使いたいなど明確に強い動きが出来ない限りはコインを大切に使いましょう。

なぜかと言うと、序盤にコインを切って折角出したミニオンが相手の全体除去の巻き添えをくらい仕事をせずに退場してしまうことを避けるためです。

そのように巻き添えを食らうよりは例えば、6ターン目に相手の残りライフが8の時《殺しの命令》や[イーグルホーンボウ]などがない限り削りきれないライフですが、コインを温存していた場合《リロイ・ジェンキンス》とコイン、そしてヒーローパワーでリーサルを決めることが出来ます。
ただし、アグロデッキ相手にはコインはどんどん切って低コストミニオンを並べて行きましょう。

次に注意して欲しい点です。

これは僕がまだフェイスハンターを使い慣れていない時良くやってしまったプレイングミスなのですが、試合後半の方で手札に1コストまたは2コストの《放電レイザーモー》以外の獣シナジーカードを手札に引き込んだ場合は基本的に使わないようにしましょう。

これの理由は《殺しの命令》のシナジーの為です。
例えば今盤面には獣カードが沢山あり、《殺しの命令》のシナジーが発揮するところで不用意に手札から獣ミニオンを使い切ってしまうと、相手の全体除去などで処理されてしまい《殺しの命令》がシナジーを発揮せず、結果的にダメージが足りずに負けてしまうことがあります。なので目安として5ターン目以降は1コスト、2コストの獣ミニオンは手札に1枚はキープしておきましょう。ただし、相手の手札が0枚もしくは1枚の時は召喚しても相手の運が良くない限りは全ては処理されないと思うので大丈夫です。
さらにそこを節約することでヒーローパワーを多く使えるメリットも生まれて一石二鳥です。

各マッチアップでの戦術

(ここにはヒーロー毎への追加マリガン、そして特筆して気を付ける戦い方があるヒーローはその戦い方を書きます。)

対ローグ

追加マリガン
先行《ゴラッカ・クローラー》

後攻《南海の甲板員》《キャンドルショット》

今ローグには3つのデッキタイプがあり、ミラクルローグ、アグロローグ、ミルローグの3種類があります。
ただ、このマッチアップは基本的に有利です。と、言うのもローグには回復カードが無いのでこちらは30点削るだけでOKです。

対プリースト

追加マリガン
先行 無し
後攻 《イーグルホーン・ボウ》

今環境プリーストにはデッキタイプが2つあり、1つは全環境から猛威を振るっていたハイランダープリースト。もう1つはこちらも前環境から少しずつ顔を見せていたビッグプリースト。この2つのデッキは全体除去カードが非常に多いので特に気を付けて戦いましょう。さらにプリーストには体力3のミニオンが多数おり、それを武器で処理する為に後攻時のみ[イーグルホーンボウ]をキープしましょう。

対ハイランダープリースト
相手の全体除去カードに取られないようなバフを味方の獣ミニオンにかけて行きましょう。
具体例を1つ挙げると、新パックより追加された《ダスクブレイカー》。このカードは4コストで3点の全体ダメージに加えて盤面にミニオンが残る非常に強いカードです。
ではどのように対処するかと言うと、《放電レイザーモー》からの適応を聖なる盾にしたり、体力+3などにして警戒していきましょう。ただこの適応の選択は元々の攻撃力が3以上あるミニオンに限ります。
例えば《ダイアモール》《野良猫》などを体力+3したところで大した火力になりません。なのでそういった攻撃力が低いカードには積極的に攻撃力+3を引きにいきましょう。

対ビッグプリースト
こちらも基本的にはハイランダープリーストと戦い方は一緒ですが、1つだけ注意点があって、それはスペルブレイカーを引き込んだ時相手の強力なミニオンカード《黒曜石の像》に極力打つ為にキープしておきましょう。
《黒曜石の像》はダメージを与えた時4点も回復しつつ、死亡時にはこちらのミニオンを1体破壊します。この4点回復というのはハンターにはとてもキツイので、積極的に沈黙させて回復させないようにしましょう。

対ドルイド

追加マリガン
先行 無し
後攻 無し

今ドルイドには翡翠ドルイドしかいないといっても過言では無いでしょう。
翡翠ドルイドは回復量がなかなか多いので、他のマッチアップよりもミニオンから多く打点を出さないと厳しいのでそこだけ気を付けましょう。基本的な戦い方は前述したものと変わりありません。

対シャーマン

追加マリガン
先行 《キャンドルショット》
後攻 《南海の甲板員》《キャンドルショット》

このマッチアップは不利マッチです。展開力でも勝てない、全体除去カードが豊富、試合後半の火力でも勝てない。かなり厳しいです。ですが、今環境はシャーマンは全然流行っていないので気構える必要は無いでしょう。こちらの戦い方は前述したその2の戦い方の方が良いと思います。
なぜかと言うと、シャーマンには《退化》というカードがあり、折角バフをかけたこちらのミニオンが弱いミニオンに変身してしまいます。そのため元々のコストが高く《翡翠の稲妻》で処理されない《回廊漁り蟲》が非常に有効になります。

対メイジ

追加マリガン
先行 《イーグルホーン・ボウ》
後攻 《イーグルホーン・ボウ》

対秘策メイジ
今環境メイジは秘策メイジが流行しています。たまにクエストメイジもいますがどちらもこちらが有利マッチなので安心しましょう。
メイジには体力3のミニオンが数多く存在しておりそれらをミニオンでトレードするのではなく武器でトレードするように心掛けましょう。
秘策メイジもフェイスハンターと同じような戦い方で、ミニオンから打点を出さないと打点が足りなくなるので、盤面を取っていきましょう。

対クエストメイジ
5ターン目か6ターン目にはヒーローパワーだけで相手のアイスブロックを破れる体力まで相手の体力を減らせばもう大体は勝ちです。なので相手の体力を2点以下にすることを目指してプレイしましょう。

対ウォーロック

先行マリガン 無し
後攻マリガン《スペルブレイカー》

今環境流行しているのが圧倒的にアグロの敵となったコントロールウォーロックです。
6ターン目に《取り憑かれた従者》《暗黒の契約》で体力を8点回復しつつ体力9の《ヴォイドロード》を展開する凶悪なコンボがあります。これをされたら大抵のアグロデッキは勝てませんが、スペルブレイカーを採用することによりなんとか戦えるようになります。
しかし、ウォーロックは自傷してカードを引くカード、またはヒーローパワーがあるので相手がヒーローパワーを連打していたら良いカードが引けていない証拠なので回復される前に畳み掛けましょう。
ただ、1つ警戒する点があり、それは《冒涜》というカードです。こちらは盤面にいるミニオンの体力が1.2.3.4.5とこのような感じで並んでしまうと全て処理されてしまう凶悪な全体除去カードです。
なので体力が1.2.4のような感じで並ぶことができるように心がけましょう。

対ハンター

追加マリガン
先行 無し
後攻 《キャンドルショット》《南海の甲板員》

このマッチアップは先行が引けると非常に有利です。先行時の戦い方は前述した通りで問題ないのですが、後攻時は相手のミニオンを処理しつつ、こちらが盤面を取らなくては行けません。なので、武器や盤面に出てすぐ除去に回れる《南海の甲板員》などで処理をしつつ獣ミニオンを展開していきましょう。
ただ、相手の《ゴラッカ・クローラー》には注意を払い、こちらの盤面には海賊が残らないようにしましょう。

対パラディン

追加マリガン
先行 無し
後攻 《キャンドルショット》《南海の甲板員》

今の環境パラディンにはマーロックパラディンが台頭しています。
マーロックパラディンは横にマーロックを並べてバフをかけて有利トレードをしつつ盤面を取るデッキです。
なのでバフをされる前に武器や《南海の甲板員》で処理をしつつこちらもミニオンを展開してバフをかけて相手に返されない盤面を作りましょう。

代替カード案

《狩人の狙い》
《キャンドルショット》との相性が抜群に良くて、相手の大型ミニオンをほぼ無料で取ることが出来ます。
環境が変わってきたらありです。

《飢えたカニ》
マーロックパラディンに勝てないなと感じてきたら採用してもいいかもしれません。
1マナの獣なので《放電レイザーモー》との相性もいいです。

Mariana選手のデッキ

デッキ名 時期
S59 レジェンド73位 Mariana ズー 2019-02-20
S57 レジェンド8位 Mariana ズー 2018-12-05
S53 レジェンド16位 Mariana ズー 2018-08-08
S51 レジェンド2位 Mariana ズー 2018-07-01
S45 レジェンド1位 Mariana フェイスハンター 2017-12-17

フェイスハンターでランク上位のデッキ

デッキ名 時期
S74 グランドマスターズ 使用デッキ Kolento フェイスハンター 2020-05-14
S73 レジェンド13位 jakaso27 フェイスハンター 2020-04-02
S69 レジェンド18位 Viper フェイスハンター 2019-12-18
S63 レジェンド6位 Hypester メカハンター 2019-06-04
S62 レジェンド8位 Meati メカハンター 2019-05-24
S59 レジェンド1位 Senfglas フェイスハンター 2019-03-01
S59 レジェンド2位 ChaboDennis フェイスハンター 2019-02-22
S59 レジェンド10位 Safta11 フェイスハンター 2019-02-19
S59 レジェンド4位 ChaboDennis フェイスハンター 2019-02-17
S59 レジェンド9位 Nightning フェイスハンター 2019-02-09

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フェイスハンターで大会上位のデッキ

デッキ名 時期
HCT Taipei Switch 優勝 奇数ハンター 2018-04-30
HCT Taipei Staz 準優勝 奇数ハンター 2018-04-30
2017 EU Spring Playoffs ベスト4 Rdu フェイスハンター 2017-05-21
WorldChampionShip2016 Naiman シークレットフェイスハンター 2016-10-26
WorldChampionShip2016 DrHippi シークレットフェイスハンター 2016-10-26
WorldChampionShip2016 Breath シークレットフェイスハンター 2016-10-26
WorldChampionShip2016 Amnesiac シークレットフェイスハンター 2016-10-26
WorldChampionShip2016 HotMEOWTH シークレットフェイスハンター 2016-10-26
アジア太平洋最終選抜大会 Rojom シークレットフェイスハンター 2016-10-10
Y.T. Open #3優勝 フェイスハンター 2016-05-16

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