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ハースストーン/Hearthstoneにおける、強いデッキと使い方をまとめています。

【カード変更】パッチ11.2で性悪、動員など6枚のカードを弱体化(ナーフ)へ

2018/05/23

Blizzardは2018年5月16日、ハースストーンにおける次期アップデートにおいて計6枚のカードを弱体化(ナーフ)する方針を明らかにしました。弱体化するカードは《ナーガの海の魔女》《性悪な召喚師》《動員》《暗黒の契約》《取り憑かれた従者》《地底の大洞窟》の6枚です。

実施時期

2018年5月22日 火曜日(現地時間PDT)
日本時間23日のAM2:00-3:00のメンテナンス後に実施

魔素補填期間

2018年5月23日AM3:00〜6月5日まで(公式サイト)

《ナーガの海の魔女》 – コストを8マナに変更。(5→8に増加)

アップデート9.1にて、ハースストーンのゲームメカニクスの統一性を改善するため、ルールの変更を導入しました。その変更により、「ナーガの海の魔女」によるカードのコスト変更が行われるタイミングが変わりました。それにより、巨人カードの持つ自身のコスト削減効果と組み合わせることが可能となったため、結果として、巨人カードのマナコストを0にすることが非常に簡単になりました。

我々は、ハースストーンにおける相互作用については漏れなく一貫性が保たれることが好ましいと考えており、「ナーガの海の魔女巨人」デッキというアーキタイプがあること自体は歓迎しています。とはいえ、現状の仕様において、このデッキによる圧倒的な盤面支配の早さは、対戦相手となる多くのクラスにとっては非常に理不尽であるということも理解しています。「ナーガの海の魔女」のコストを8マナに増やすことにより、このデッキのコンセプトを損なうことなく、しかしコンボを発動できる時期を遅くすることで、対戦相手には巨人の軍団の到来前に対抗できる時間的猶予を与えます。

《性悪な召喚師》 – コストを7マナに変更。(6→7に増加)

ワタリガラス年のセットのローテーションの到来後、コスト10の呪文を含むデッキの「性悪な召喚師」はより強く、より安定したものとなりました。これはスタンダードにおけるコスト10のミニオンの候補が減ったためで、プレイヤーが「性悪な召喚師」の効果で強力なミニオンを得られる信頼性が増したのです。「性悪な召喚師」を効果的に使うにはデッキに低コストの呪文を入れられなくなる、という制限を考慮したとしても、このカードを「究極の侵蝕」などのカードと併用することによる強力なメリットを考えると、このカードのマナコストを7に増やすことが妥当だと判断しました。

《暗黒の契約》 – 体力を4回復する。(8→4に減少)

「暗黒の契約」を強力にしている要素が2つあります。コストが1マナのため、「肉食キューブ」、「取り憑かれた従者」、また「霊の歌い手ウンブラ」のようなカードを絡めた超強力なコンボを容易に発動できます。その上、ウォーロックに十分な回復効果を与えることにより、ヒーローパワー「命を魔力に」や、「コボルトの司書」、「地獄の炎」といったカードを積極的に使うことのリスクも軽減しています。興味深いコンボのパーツとして引き続き使用できるよう、「暗黒の契約」のコストは変更しませんでしたが、回復効果を減少させることにより、ウォーロックは対戦中の自傷ダメージについてもう少し慎重に考慮することが必要になるでしょう。

《取り憑かれた従者》 – コストを6マナに変更。(5→6に増加)

現在の環境において、対戦の序盤から中盤にかけての「取り憑かれた従者」を絡めたコンボは、あまりに対処が難しいものとなっています。マナコストを6に増やすことにより、それらのコンボを発動できるターンを遅くすることで、対戦相手に対抗できる猶予を与えます。

《動員》 – コストを5マナに変更。(4→5に増加)

「偶数パラディン」、「マーロックパラディン」、「奇数パラディン」が現在のパラディンデッキの主流です。これら3つのデッキの内「偶数パラディン」と「マーロックパラディン」の2つは、「妖の森ウィッチウッド」のリリースから数週間、常に最強レベルのアーキタイプであり続けています。「動員」が5マナになることにより、「偶数パラディン」ではこのカードは使用できなくなり、また「マーロック」やその他のパラディンデッキにおいても少々弱体化されることになります。

プレイヤーの皆さんは5マナになった「動員」を「奇数パラディン」に入れることを試すでしょうが、それによりこのデッキが劇的に強化されるとは考えていません。「奇数パラディン」には2マナのミニオンが入れられないため、このデッキにおける「動員」は、1マナミニオンをデッキから3体召喚する、という効果になるからです。

《地底の大洞窟》 – クエスト報酬「クリスタルコア」のテキストを、「この対戦中、自分のミニオンは全て4/4になる。」に変更。(5/5→4/4に弱体化)

「クエストローグ」デッキが用いる戦略は、コントロール超重視の遅いデッキや疲労デッキに対して強いですが、他の多くのアーキタイプに対しては苦戦するものです。しかし、「非常に遅いデッキに対して強い」ことと「事実上、アグロ以外の全てに対して強い」ことの間には微妙なラインがあります。クエスト報酬の効果によるミニオンの能力を5/5ではなく4/4に変更することで、「クエストローグ」を非常に遅い、超終盤型デッキに対しては十分に強く保ちつつも、「コントロール寄り」程度のデッキに対しては一方的なマッチアップにはならないよう調整します。

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-パッチノート

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