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ハースストーン/Hearthstoneにおける、強いデッキと使い方をまとめています。

【ハースストーン】スタンダード環境で強いデッキ/残るデッキ

2016/03/03

スタンダード環境、使用禁止のカードがあることで現在の環境がどのように変化するのか。プロプレイヤーも含め数名で会議を行った結果、「次環境でも強いデッキ」を考察しました。

スタンダートとは

ハースストーンにおいて過去のカードは実質使用禁止になるルールが施行されました。詳細は下記にまとめています。
▶新ルール『スタンダード』と『ワイルド』について解説

※この記事は、現在のカードプールのままだった場合、何が残りやすいかという考察記事です。実際は新拡張追加に加え、既存カードも10枚以上の規模でステータス・能力調整がされます。あくまでも参考程度に見てください。
 

目次

ヒーローごとの考察

ドルイドのデッキ

【ミッドレンジドルイド】
《ナクスラーマスの亡霊》《騎乗のラプター》 《手動操縦のシュレッダー》《センジン・シールドマスタ》 カードの調整でいわゆる《自然の援軍》+《獰猛な咆哮》のコンボが下方修正される可能性が大きいものの、それが無い場合は《ソーリサン皇帝》が健在なため強力と言えます。

【アグロドルイド】
最重要カードの《フェル・リーバー》が消えるためデッキコンセプトがやや揺らいでしまう。過去にこのデッキを使用してレジェンドランク上位にランクインした海外プレイヤーが書いたガイド記事には「フェルリーバーが無ければデッキを組まない方が良いかもしれない」とまで言っている。

ハンターのデッキ

【フェイスハンター】
一番大きいのは《マッドサイエンティスト》が消えたこと。逆にそれ以外には代替が存在するため環境に併せて復権する可能性がある。

【ミッドレンジハンター】
4マナ以降のカードが軒並み規制をくらっているため、デッキコンセプトがややブレてしまう。そのため、【フェイスハンター】+【ミッドレンジハンター】の良いところ取りをした【ハイブリットハンター】は強力だと予想される。

メイジのデッキ

【テンポメイジ】
優秀なカードで構成されているデッキなだけに主要カードが規制をくらっている。
互換性として《手動操縦のシュレッダー》《ウォーター・エレメンタル》などは挙げられる。
肝心な2マナ帯は新拡張で強化される必要がある。

【フリーズメイジ】
あまり被害を受けていないデッキ。ハースストーン初期から完成したデッキなだけに、今後も環境に食い込むと予想される。

【メックメイジ】×
残念ながら、このデッキのほとんどのカードは規制対象となってしまう。そのため、新拡張でよっぽどのことがない限りトーナメントシーンでの活躍を見る日は来ないと予想される。

パラディンのデッキ

この改訂で大打撃を受けたデッキ。また古のTier4に帰る日もそう近くないのではないだろうか。
Sランクの強さを誇るカードを数多く採用し単純にそれを使って勝っていたデッキなだけに、【シークレットパラディン】【ミッドレンジパラディン】などはデッキの3分の1近くカードが規制対象にある。

【鯛罪パラディン】は、規制されるカードが少ないと見られていたが、公式より今までの報酬カードも禁止というお知らせを受け、《大いなるマーク・アイ》が禁止に。火力的に一番重要であったカードなだけにこのデッキをそれ相応の弱体化を受けることとなっていましました。

プリーストのデッキ

《光爆弾》はプリーストの中でも最高クラスの除去カードであっただけに、このカードが無くなるのはかなり厳しいところ。
ただし、あくまでも除去カードであり、【コントロールプリースト】は構築を柔軟に変えることができるためメタから消えることは無いと予想。

【ドラゴンプリースト】
同じく《光爆弾》が無いものの、低マナカードが軒並み規制がかかるなか、このデッキはほとんど規制が無いため優秀といえる。ただし、環境が【ミッドレンジドルイド】やその他コンボデッキで固まってしまうとミニオンの火力が不足気味なので今以上にミニオンに寄った構築になると考えられます。

ローグのデッキ

《ティンカーの刃研ぎ油》が規制されることから、【オイルローグ】は構築自体が厳しくなる。勝利手段がオイルに頼ることが難しくなるため、【ミラクルローグ】が台頭することが予想される。
リストも規制されるカードがほとんど無く、キラーカードだった《ロウゼブ》も無くなる。さらに環境が新拡張次第だがやや遅まきになることが予測されるためコンボを貯める時間も確保できる。

シャーマンのデッキ

【アグロシャーマン】
キーカードの《トンネル・トログ》が規制がなく、規制されたのはある程度代替の効くカードなのでこれからも勢力は衰えず存在し続けると予想されます。

【ミッドレンジシャーマン】
低マナ帯の共通カードが軒並み規制されているため、ここの代替カードが生まれない限り構築がかなり狭まってしまうと予想される。

ウォーロックのデッキ

【ハンドロック】は既存カードで構成されおり、ハースストーン初期から存在する優秀なデッキのため、やや古い構築になるが十分覇権を握る力はあると予想される。
《ヴォイドコーラー》が規制されるため、デモン型の構築は難しくなると予測されます。
そして現勢力でもトップクラスの【レノロック】は、今回の規制によって大きい影響は受けず、特性でもある1枚採用なので柔軟に構築を変化させて存続していくと思います。

【ズー】に関しては、こちらもハースストーン初期から存在するデッキであり、低マナ帯が優秀なため引き続き勢力を保つと予想される。カードは規制されるものの、もともと採用されていたカードではないため今後登場するカードを上手く採用して存続していくはず。

これらのデッキ以外にはドラゴンシナジーを採用しているウォーロックも何らかの形で環境に出てくるのではないでしょうか。

ウォリアーのデッキ

【パトロンウォリアー】《デス・バイト》《不安定なグール》が規制されるため、最速展開が厳しくなる。特に、《デス・バイト》はSクラスの最強武器であったため、今後の構築がかなり難しくなると予想される。

【コントロールウォリアー】に関しては、武器の規制が大きい痛手であり、《シールドメイデン》がいないことで耐久力がやや落ちてしまう。
ただし、古き良きカードでもある《ケーアン・ブラッドフーフ》などの優秀な6マナ帯ミニオンも採用されることが予想されるため、ドラゴンも含め、形は変えつつ存在し続けることができると思います。

今後のtier変動

上記を参考に、環境に残るデッキは下記と予想
【ドラゴンプリースト】
【ズー】
【ハイブリットハンター】
【ハンドロック】
【アグロシャーマン】
【ミラクルローグ】
【フリーズメイジ】
【レノロック】
【ミッドレンジドルイド】
【ドラゴンロック】
【コントロールウォリアー】

今後の環境で再評価されそうなカード

《センジン・シールドマスタ》 アグロタイプのデッキの解答として《ヘドロゲッパー》が規制され、かつ同4マナ帯の《手動操縦のシュレッダー》がいなくなったことで再評価。
今回規制されたナクスラーマスの呪いでは優秀な断末魔がかなり多かったため、今後は盤面に残るカードが少なくなります。そのため、全体除去やこういった優秀な挑発持ちが活躍することが考えられています。

《黒騎士》 挑発が環境的に強くなる→挑発が採用される となるとこのカードの出番である。
決まればかなり強い動きとなるため今後活躍が見込める。

《終末予言者》
序盤のミニオンがヘリ、断末魔のカードも減少するため、序盤のこのカードを止められるカードがすくなるなると予想。単純にビートダウンのデッキに採用されることもあるかもしれない?

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