【デッキガイド】クエストシャーマン デッキ解説
スタンダードに対応した【クエストシャーマン】のデッキガイドを掲載します。【クエストシャーマン】がどういったデッキなのか特徴を簡潔に記載し、基本となるゲームプランやマリガンについて解説しています。その他、大会とランク戦で上位の結果を出したデッキレシピも全て確認することができます。
デッキリスト
※スタンダード使用不可のカードはグレー表示になります。
クエストシャーマン
シャーマンのカード
デッキの特徴
【クエストシャーマン】は、《水を穢せ》のクエストを達成し、2度発動するようになった各種雄叫びカードを用いてリソースを補充しながら戦うミッドレンジデッキです。《ライフドリンカー》や《兵器化スズメバチ》、コボルトの悪の手先などハンドから直接打点を出す手段も多く、《初級エンジニア》によってドローも進められるので【進化シャーマン】よりもコントロール系の相手に有利なのが特徴です。
ゲームプラン
序盤は《下水すすりのゲス》や《悪党同盟のトーテム》、《悪党同盟の電線ネズミ》を展開し、手に入れた悪の手先や《クエスト中の探検家》などを用いてクエストのカウントを進めていきます。このとき《初級エンジニア》はクエスト達成後のヒーローパワーと組み合わせての手札の補充も行えるため他のクエストを進める選択肢がある場合は温存するようにしましょう。
《サバクウサギ》と《進化》のコンボも揃った場合にはプレイし強力な盤面を形成することを目指しますが、早期のクエストの達成が既に見込めている場合にはクエスト達成後まで温存することも考えていきましょう。
悪の手先を絡めて順調に展開できた場合、5ターン目や6ターン目にはクエストが達成できてしまいます。中盤戦はヒーローパワーによって雄叫び効果を2度発動させて手札を補充しながら盤面の確保を目指しましょう。
基本スタッツは貧弱なミニオンが多いですが《精神支配技士》の存在が大きく、無貌の悪の手先、タイタンの悪の手先、ゴブリンの悪の手先を絡めることで劣勢な状況でも取り返すことは比較的容易です。そこに《進化》や《魔古の肉細工師》を絡めることで継続的に相手のライフが減るような状況を目指していきましょう。
終盤は《ライフドリンカー》や《兵器化スズメバチ》、コボルトの悪の手先の打点なども絡めてリーサルを目指します。
コボルトの悪の手先が2枚あればヒーローパワーからの《バリスタのリンチェン》で手札に4枚を用意し、16点バーストのセットアップを行うこともできるなどコントロールデッキにも十分な打点やバリューを用意することができるのがこのデッキの強みです。
手札が枯渇しリソースが不足しても《シャダウォック》を用いることで一気にリソースを回復することができます。
《悪党同盟の電線ネズミ》や《下水すすりのゲス》、《初級エンジニア》の効果によって手札が一気に増えるので出すことを決めたら少し前のターンから可能な限り手札を消費してから使用するようにしましょう。
注意すべき点として《シャダウォック》によって発動する雄叫びは2019年10月現在で最大で30回となっています。
殆どの場合上限に達することはありませんが、悪の手先を多く用いるこのデッキでは特に対コントロール戦で極稀に上限回数に到達することがあります。特にリーサルだと思って出したら《ライフドリンカー》が発動せずファティーグで負けてしまった等といったことも発生しうるので頭の片隅に入れておくようにしましょう。
構築によって採用されるカード
《元チャンピオン》 | ・雄叫びによって5/5のトークンを生成でき、本体は貧弱なスタッツながらも《突然変異》のタネとしても活用可能。クエスト達成後に単体で盤面を構築できるため採用されていることも多い。 |
---|---|
《マーロックの災厄》 | ・盤面をクリアするわけではないものの【進化シャーマン】の序盤の強力な盤面や、【コンボプリースト】の高体力ミニオン、《頽廃させしものン=ゾス》で復活する断末魔ミニオンを変身させるなどメタにあったカード。《サバクウサギ》を展開した後に疑似的なバフとしてプレイすることもある。 |
基本的なマリガン
今回は基本マリガンのみを掲載します。
序盤はコンセプトに向かって一直線で進むデッキですので現環境であれば以下のマリガンで全てのヒーロー問題ないと考えています。
基本キープ
マストキープ:《水を穢せ》、《悪党同盟のトーテム》、《クエスト中の探検家》、《下水すすりのゲス》、《魔古の肉細工師》、《サバクウサギ》、《進化》
キープ候補:《突然変異》(《魔古の肉細工師》がある場合)
解説
デッキの中核であり毎回初手に来る《水を穢せ》は必ずキープしましょう。
この中で特に《悪党同盟のトーテム》は相手が盤面に打点を展開しにくい序盤において非常に強力です。積極的にキープし、多くの場合後攻の場合は1ターン目にプレイします。その場合、2ターン目は《水を穢せ》と必要に応じて手に入れた悪の手先をプレイすることができ、マナカーブも綺麗に埋まります。
もし相手がローグやシャーマンで先攻1ターン目にミニオンをプレイされて処理が確定している場合には温存し1ターン目は《水を穢せ》をプレイするようにしましょう。
以前投稿した【進化シャーマン】と同様に、《サバクウサギ》、《魔古の肉細工師》と《進化》のコンボは非常に強力です。
複数のレジェンド上位でプレイするプレイヤーのマリガンを確認した結果、すべてのコンボパーツをキープするプレイヤーが多かったですが、《進化》のみキープするプレイヤーもいたり好みの分かれる部分ではあるようです。
《サバクウサギ》は雄叫び効果でもありクエストを進めることもできますし、《進化》は雄叫びの効果がメインで基本スタッツの低いこのデッキとの相性はいいです。この二枚が揃った際のリターンが非常に大きいのでそれぞれ単体でもキープして問題ないでしょう。
《魔古の肉細工師》は相手によってはプレイするのがかなり遅れてしまい、クエストも進むわけではないため事故要素になることも稀にあるのですが、クエスト達成までの盤面の取り合いにおいてそのままのスタッツでも強力であり、《突然変異》と《進化》だけでなく、魔女の悪の手先ともシナジーがあるためキープすることをお勧めします。
※各デッキ毎、その時の手札の組み合わせにより複雑に変化します。
ランク戦上位のデッキ
デッキ名 | 時期 |
S69 レジェンド1位 Zalae ガラクロンドクエストシャーマン | 2019-12-11 |
S67 レジェンド1位 wiRer クエスト進化シャーマン | 2019-10-12 |
S67 レジェンド9位 MJM クエスト進化シャーマン | 2019-10-10 |
S67 レジェンド7位 Nightning クエストシャーマン | 2019-10-04 |
S65 レジェンド1位 youhit クエストシャーマン | 2019-08-08 |
S37 レジェンド上位 wiRer クエストマーロックアグロシャーマン | 2017-04-07 |
大会入賞デッキ
デッキ名 | 時期 |
S67 Masters Tour Bucharest 優勝 Eddie クエストシャーマン | 2019-10-21 |
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